消えた仮想通貨!!死亡(ToT)
さて、仮想通貨の取引にスプレッドという実質手数料が存在する話は前回のブログで説明しました。
私は残念ながら、コインチェックでいくつかの仮想通貨を購入した後にスプレッドの存在を知ったので、仮想通貨購入後に、今後の取引をしていく上で、より手数料が安い、要するに購入レートの売却レートの金額の差が小さい取引所に乗り換えようと考えたのでした。
コインチェックで購入したコインは、ビットコイン、ビットコインキャッシュ、イーサリアム、リップル、モナコイン、ネム、この6種類のコインでした。私は乗り換え先として、スプレッドの手数料が小さい、SBI VC TRADEとGMOコインの取引所で口座を登録しました。
取引所での口座登録方法はどこも変わりません。免許証などの身分証明書の写真と、自分の顔を専用サイトで撮影する、これにより、二、三日後には口座の登録をすることができました。
さて、購入した6つのコインをどの取引所に移そうかという話ですが、モナコインはコインチェックでしか扱いがなく、移行は断念。スプレッドの手数料が一番安かったSBI VC TRADEにはビットコイン、リップル。GMO コインにはイーサリアム、ネム、ビットコインキャッシュを移行しようと決めました。
この移行作業、要するにコインを他の取引所に送信する作業をするのです。各取引所、コイン種別毎に送信先のアドレスがとっても長い文字列で定義されています。この文字列をコピーして、送信元の取引所で送信する、という作業を一つづつやっていきます。

ここで、私はSBI BC TRADEのビットコインキャッシュ用のアドレスにコインチェックからビットコインキャッシュを送信しました。
送信がうまくいきません。コインの送信は基本的には数秒、遅くても10-20秒程度で送信完了、というステータスが確認できるのですが、このビットコインキャッシュの送信時には処理中というステータスのまま、30分待っても完了にならなかったのでした。
何かおかしーなー、、と思い、アドレスのチェックをしてみると、、
SBI VC TRADEはビットコインキャッシュの取り扱いはなく、送信アドレスはビットコインのものだったのでした。
私はまだこの時点ではことの重大さに気付かず、誤った送信はエラーとなり、やり直せばいいや、と考えて一晩過ごしました。
翌日です。
ビットコインキャッシュのコイン送信処理のステータスを確認したところ、ステータスには以下表示が。
送信完了
え⁉︎⁉︎どういうことだ、とコインチェックの取引所にはビットコインの残高が確かになくなっていることを確認しつつ、SBI VCのコイン残高を確認。
SBI VCではそもそもビットコインキャッシュの取り扱い自体がないわけなので、残高なんて確認できるわけもなく。。
これは、やばい、、、
と、まずはコインチェックのカスタマーセンターに連絡。最後まで電話することはできなかったのですが、コインチェックはメールでのやりとり。
ステータスの通り、送信できたことになってる、との説明、のみ。。
すぐさまSBI VC側のカスタマーセンターに連絡。こっちは電話での対応が可能!電話で話を聞くと、コイン入金のログは確認できない、とのこと。。。
これは、誰が助けてくれるんだ??
と何度かコインチェック、SBI VC とのやりとりをしたが、私のビットコインキャッシュは戻ってくることはなかった。
金額は、、約16万円。
このお金あればあれもこれも買えたのに、と何回考えたことか。
仮想通貨のコインの送信、このようなリスクがあるということが読者の方に伝われば幸いです。
この問い合わせのやり取りでわかったのですが、仮想通貨の送信先アドレス自体には通貨の種類を表す文字列は存在するらしいです。
要するに、送信する取引所は送信するコインと送信先のアドレスのコインの種類が異なるのであれば即エラーにするというロジックは技術的には入れることはできるとのこと。
このようなチェックを入れるべく、前向きに考えさせて頂きます、というのが本件、最後のやりとりでした。
どうか、このようなショッキングなことが起きることが無くなるような仕組みになりますように!!
購読ありがとうございました^_^